サーキット運動について

あけましておめでとうございます。
今年も早いもので3週間が経過しようとしています。

今年の目標は皆さん決まっていますか?
私の目標は「去年よりももっと!!」です!

仕事もプライベートも去年よりより一層頑張りたいと思っています。

 

さて、当院のリハビリではSD(Spine Dynamics)療法、及びサーキット運動というのものを取り入れています。

SD療法についてSD機器は過去のブログにて紹介していますのでぜひご観覧ください。

 

今回は下記のサーキット運動と言われる、4つのマシンのうちの2つをご紹介したいと思います。

 

まずは【ローイング】と言われるマシンです。
主に鍛えられる筋肉は広背筋・菱形筋など背面の筋肉を強化して円背(猫背)を予防・改善します。

サーキット運動猫背の予防

 

円背になりますと首の痛み・腰の痛み・下肢の痛み・内臓が圧迫され、働きが鈍くなる事もありますので

しっかり予防・改善しましょう!

 

次に説明させて頂くマシンは【アブダクション】です。


主に鍛えられる筋肉は中殿筋や小殿筋など腰周りを強化することで、骨盤の安定性を高め、

歩行や片足立ち時のふらつきを解消し転倒予防をします。

アブダクションアブダクション

転倒をしてしまったら、手首の骨折や背骨の骨折・足の骨折など様々な骨折のリスクを高めてしまします。

転倒により骨折、骨折により寝たきり…になってしまったら大変な事なのでしっかり転倒予防をする事が大事です。

以上簡単ではありますが2つのマシンの効果・必要性を説明させて頂きました。

使い方や負荷量の設定はスタッフが一人一人の患者様に合わせて丁寧に説明して一緒に行います。

 

注意としては、マシンにての施術を行う前に、当院ではリハビリを行う患者様ほぼ全員にInBody(体成分分析)を測定して頂きます。

InBodyとは身長、性別を入力し体重を計ります。自身の体の中にある筋肉量が解ったり、

タンパク質やミネラル・脂肪などの栄養状態、肥満指数、内臓脂肪レベルなどがわかります。

これらの結果を元に、総たんぱく質量÷体重×100=%MV(%muscle volume:筋質量)を算出します。

その後、体重に対しての大腿四頭筋の力 WBI(weight bearing Index:体重支持指数)を図り、

MVの数値とWBIの数値を比較します。

 

例えば、自分の総たんぱく量が47.7g、  体重が70.9kgなので


47.7÷70.9×100=67%MVとなります。


WBIを図ると72/70だったので下の図の様な関係になります。

%MV とWBI

このようにinbodyの結果を踏まえ、安全にサーキット運動が可能と判断した方、

またお医者さんや理学療法士がサーキット運動を必要だと判断した方に行ってもらっています。

 

こういった形でひとりひとりに合わせた治療を行えるよう心掛けております。

 

少しでも腰が痛いや首が痛い、転倒や猫背など姿勢が気になるという方がいらっしゃいましたらまずはご相談下さい。

 

理学療法士:薦田 康二

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広島市佐伯区楽々園で地域に密着した医療を提供

らくらくえん ぶんのクリニック

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