痛いときは病院へ行こう!

令和という新しい時代を迎え、感慨深い時間を過ごしているうちに、早いもので今年も終わりが間近に迫っていますね。

おかげさまで多くの方にご来院いただいき、地域に受け入れていただけているとうれしく思っております。

待ち時間も長く、大変ご迷惑をおかけしているにもかかわらず、ご理解とご協力をいただけていると感じる暖かいお声がけもあり、非常に感謝をしている次第です。

 

先日、患者様からこんなご質問がございました。

「痛いときは先ずは病院に行くほうが良いのですか?」

 

答えは「Yes」です。

 

【腰痛】を例にあげましょう。

腰痛の8割は非特異的腰痛と言い、非特異的とは『はっきりとした原因のわからない』という意味です。

ぎっくり腰も非特異的腰痛のひとつです。

レントゲン検査で腰椎が変形しているとわかっても、それが痛みの原因かと問われれば、痛みが出やすい状態ではあるものの、はっきりとした原因とは言い切れないのです。

しかし残りの2割に原因が特定できる腰痛があることを忘れてはいけません。

腰椎椎間板ヘルニア、骨折、腫瘍、内科的病因…原因は様々です。

そして治療も原因により違います。

それを診断できるのは医師であり、それには病院を受診し診察と検査を受けないといけません。

 

また医療機関受診の前に整骨院やマッサージなどに行かれる方もいらっしゃいますね。

マッサージ、気持ち良いですね、私は大好きです。

ただ病気によっては強い力で矯正することを避けるべきものもあります。

整体など受けても大丈夫かと判断をするためにも医療機関受診は重要です。

 

私の経験上から申し上げますと、1週間以上痛みが続く場合といつもと違う痛みを感じた場合は医療機関の早めの受診をするように勧めています。

※もちろんどんな痛みでも早めの受診をしていただくのが一番です。

 

私も業務上、中腰姿勢が多く慢性的な腰痛持ちで痛い痛いと思いながら痛み止めと湿布で対応していました。

ある日、いつも違う強い痛みがありましたが『いつもの腰痛』と考え、薬の量を増やし腰痛ベルトをして冷や汗を流しながら仕事を続けていました。

そのうち治まるだろうと…

ある日、勤務中に痛みで動けなくなりました。

MRIを受け、診断は腰椎椎間板ヘルニア。

幸い保存的治療で改善し、今は元気に働いてます。

 

今思えば、我慢せずに早めに受診し、適切な投薬とリハビリを受けていれば良かったなと、思う経験でございました。

もう2度とヘルニアの痛みは経験したくありません、辛かったです!!

 

もし長く続く痛みが身体のどこかにあれば、もしいつもと違う痛みを感じたのなら、もし軽い痛みだけど不安を感じたのであれば、どうぞ当院にご相談にお越しください。

病状にあった治療を受けることが改善への近道と言えます。

痛みは身体からのSOSのひとつなのです。

ぶんのクリニックスタッフは皆様のご健康を支えるために微力ながらお手伝いしていきたいと考えています。

 

今年も残るところわずかとなりました。

来る新年が皆様にとって素晴らしいものであるように心よりお祈り致します。

 

看護師:川井 美和

楽々園ぶんのクリニック

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